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後場の日経平均は143円高でスタート、日立やIHIなどが高い


後場の日経平均は前引けから上げ幅を拡大し、143.68円高の38,248.54円でスタートしました。日経225先物は強含みで推移しており、ドル・円は円高・ドル安水準で取引されています。 アジア市場では、上海総合指数が0.6%ほど下落、香港ハンセン指数も同様に0.6%下落を見せています。東京市場では、前場の日経平均が底堅い動きとなったことから、後場は買いが先行。しかし、日経平均の75日移動平均線や200日移動平均線が上値抵抗となり、上値は限定的との見方もあります。 セクター別では、電気機器、倉庫運輸、その他製品が上昇し、ゴム製品、電気・ガス業、海運業が下落。東証プライム市場では、IHI、日立、アドバンテストなどが上昇する一方で、OLC、メルカリ、日産自動車などが下落しました。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38248.54;+143.68TOPIX;2637.73;+0.77


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比143.68円高の38248.54円と、前引け(38154.25円)から上げ幅を拡大してしてスタート。ランチタイム中の日経225先物は38130円-38290円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=152.40-50円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.6%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝方に下げ幅を広げた後はやや下げ渋り0.6%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が朝安の後は下値の堅い展開となったことが市場の安心感となっているもよう。一方、日経平均は38200円台に位置する75日移動平均線や200日線が上値抵抗線として作用し、上値は限定的との見方もある。

 セクターでは、電気機器、倉庫運輸関連、その他製品が上昇率上位となっている一方、ゴム製品、電気・ガス業、海運業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、IHI<7013>、日立<6501>、アドバンテスト
<6857>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>、バンナムHD<7832>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>が高い。一方、OLC<4661>、SHIFT<3697>、東京メトロ<9023>、メルカリ<4385>、日産自<7201>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、ニトリHD<9843>、川崎船<9107>、東電力HD<9501>が下落している。
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