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後場の日経平均は58円安でスタート、TOWAや楽天グループなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38313.21;-58.55TOPIX;2689.57;-2.55


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比58.55円安の38313.21円と、前引け(38220.34円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38190円-38330円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=144.50-60円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を広げ0.8%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。前場の日経平均が取引開始後の売り一巡後は下値の堅い展開となったことや、ダウ平均先物が底堅く推移していることなどが、東京市場で安心感となっているようだ。一方、米エヌビディアの決算発表は通過したものの、米国で今晩、週間の米新規失業保険申請件数、明日は7月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、証券商品先物、サービス業、パルプ・紙が下落率上位となっている一方、保険業、海運業、卸売業が上昇率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、ニデック<6594>、TOWA<6315>、楽天グループ<4755>、スクリーンHD<7735>、リクルートHD<6098>、KOKUSAI<6525>、ディスコ
<6146>、ソフトバンクG<9984>、ニトリHD<9843>、ソシオネクスト<6526>が下落。一方、伊藤忠<8001>、太陽誘電<6976>、メルカリ<4385>、第一三共<4568>、霞ヶ関キャピタル<3498>、東京海上<8766>、IHI<7013>、村田製<6981>、川崎重<7012>、KDDI
<9433>が上昇している。

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