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後場の日経平均は86円安でスタート、東エレクやディスコなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30988.49;-86.87TOPIX;2266.72;+2.96


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比86.87円安の30988.49円と、前引け(30998.80円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は30970円-31070円のレンジでやや弱含み。ドル・円は1ドル=148.60-70円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海は休場。一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も堅調に推移し1.9%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。国内長期金利が上昇していることが株価の重しとなっているとの見方があり、また、今晩、9月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあるようだ。一方、昨日の日経平均が500円を超す上げとなった後にしては、前場の日経平均が下値の堅い展開だったとの見方から、相場の底堅さを指摘する向きもある。

 セクターでは、鉱業、電気機器、機械が下落率上位となっている一方、パルプ・紙、証券商品先物、海運業が上昇率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、太陽誘電<6976>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、村田製<6981>、ソシオネクスト<6526>、パナHD<6752>、INPEX<1605>、ダイキン<6367>が下落。一方、マネックスG<8698>、川崎船<9107>、スズキ<7269>、NEC<6701>、JT<2914>、武田薬<4502>、神戸鋼<5406>、郵船<9101>、日本郵政<6178>、任天堂<7974>が上昇している。
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