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後場の日経平均は140円高でスタート、ソフトバンクGやソシオネクストなどが高い


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31028.12;+140.24TOPIX;2142.04;+11.41


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比140.24円高の31028.12円と、前引け(30976.43円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は30980円-31060円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=139.40-50円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が下げて始まった後に上昇に転じ0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は底堅い動きで0.9%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。米下院で債務上限停止法案が可決したことが伝えられ、前場は材料出尽くし感からポジション調整とみられる売りが出たが、懸念材料をひとつ通過したことから、伸び悩んだ水準では買いが入りやすいとの指摘がある。また、朝方に比べやや円安・ドル高方向に振れていることが輸出株などの株価の支えとなっているもよう。一方、市場では引き続き高値警戒感が意識され、利益確定売りも出やすいようだ。

 セクターでは、卸売業、情報・通信業、精密機器が上昇率上位となっている一方、ゴム製品、パルプ・紙、保険業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、三菱商<8058>、ダイキン<6367>、富士通<6702>、メルカリ<4385>、ルネサス<6723>、三菱UFJ<8306>、第一三共<4568>、トヨタ<7203>が高い。一方、東京海上<8766>、京セラ<6971>、アドバンテスト<6857>、ホンダ<7267>、SUMCO<3436>、信越化<4063>、OLC<4661>、ディスコ<6146>、三井住友<8316>、楽天グループ<4755>が下落している。

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