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後場の日経平均は10円安でスタート、メルカリや双日などが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29113.08;-10.10TOPIX;2070.87;-7.19


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比10.10円安の29113.08円と、前引け(29104.83円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は29090円-29140円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=137.30-40円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海市場は休場。一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に一時下げに転じたが、その後再び上げに転じ0.2%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。朝方軟調だったダウ平均先物が下値の堅い動きとなっていることなどが東京市場の株価を支える要因となっているもよう。一方、日経平均が高値圏にあり、明日からの東京市場の5連休を前に利益確定売りが出やすく、また、連休期間中は米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計の発表など、海外で重要イベントが目白押しとなることから、積極的な買いは限定的となっているようだ。

 セクターでは、証券商品先物、不動産業、海運業が下落率上位となっている一方、精密機器、医薬品、情報・通信業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、メルカリ<4385>、双日<2768>、商船三井<9104>、野村<8604>、コマツ<6301>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、JR東<9020>、デンソー<6902>、ANA<
9202>が下落。一方、イビデン<4062>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、レーザーテック<6920>、パナHD<6752>、東エレク<8035>、第一三共<4568>が上昇している。

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