後場の日経平均は230円安でスタート、ファーストリテなどが重石に

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22250.47;-230.62TOPIX;1755.80;-14.62

[後場寄り付き概況]

　後場の日経平均は概ね前引け値水準の22250.47円で始まった。ランチタイムの225先物は現物前引け値水準を若干下回る22230円処から22280円処で行って来いという展開だった。
昼のバスケットは20億円売り越しとの観測。イタリア・スペイン政局への不安で28日の欧州株式市場が下げたこと、これでユーロが売り込まれ、17年6月以来のユーロ安円高水準を付けたことから、本日の日本株市場で地合いは悪化している。一方、正午過ぎのグローベックス米株式先物市場でダウ30種平均・S&P500種・ナスダック100指数の各先物とも若干のプラスとなっており、日経平均も下げ渋りの兆しが見られている。

　後場の寄付状況をみると、セクターでは、パルプ紙、非鉄金属、鉄鋼がさえない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化学
<4063>が重石となっている一方、ユニファミマ<8028>、花王<4452>、東海カーボン<5301>
が下支え役となっている。


＜HH＞