日経平均は133円安でスタート、模様眺めムードからこう着感の強い相場展開が継続、東京電力などが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19828.23;-133.32TOPIX;1575.51;-11.35

[後場寄り付き概況]

　日経平均は前引け値から下げ幅をやや縮小してスタート。ランチタイムの225先物は
19820-19850円辺りでの持ち合い。昼のバスケットは、差引き70億円の売り越しとの観測、円相場は1ドル113円60銭台で推移している。週末要因の他、1000社近くの国内企業決算ピークを迎えるため、模様眺めムードからこう着感の強い相場展開が続く。オプションSQでは、225型が18万株超の買い越し、TOPIX型は売り越しだった。SQ値は概算で19991.27円となり、上に幻のSQ値を残した格好となり、利益確定の流れが強まっている。

　セクターでは、非鉄金属、不動産業、輸送用機器、ガラス土石、銀行業が軟調。売買代金上位では、ファナック<6954>、楽天<4755>、日産自<7201>、東京エレク<8035>、SUMCO<3436>、JT<2914>、東京電力<9501>、三菱自<7211>が堅調。一方で、任天堂<
7974>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、ホンダ<7267>、三井住友<8316>、三菱地所<8802>、SUBARU<7270>はさえない。


＜DM＞