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日経平均は559円安でスタート、住友林や楽天グループなどが下落


19日の日経平均は、前日18日の米国株市場の続落を受けて、559.44円安の38522.27円で5日続落して取引を開始しました。米主要指数の大幅下落と米長期金利の上昇が東京市場の株価の重しとなりました。また、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの姿勢から積極的な買い控えが見られ、売りが先行しました。しかし、円相場がドル高に振れたことで輸出関連株が支えられる場面もありました。新規上場したdelyとSynspectiveが東証グロース市場に加わり、セクター別では海運業が値上がりしました。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38522.27;-559.44TOPIX;2685.41;-34.46


[寄り付き概況]

 19日の日経平均は559.44円安の38522.27円と5日続落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は続落。ダウ平均は1123.03ドル安の42326.87ドル、ナスダックは716.37ポイント安の19392.69で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことも株価を抑える要因となった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=154円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高水準に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの4日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月8-14日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は5876億円だった。今日は、dely<299a>、Synspective<290a>が東証グロースに上場した。

 セクター別では、サービス業、証券商品先物、電気機器、機械、非鉄金属などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、住友林<1911>、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>、三菱自<7211>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、三井E&S<7003>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、古河電工<5801>、東エレク<8035>などが下落。他方、日産自<7201>、第一三共<4568>、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などが上昇している。

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