starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

日経平均は477円高でスタート、リクルートHDや良品計画などが上昇


12日の東京株式市場は前日の米国株式市場の影響を受け、日経平均が477.74円高の39849.97円で取引を始め、4日連続の上昇となりました。米国では11月消費者物価指数(CPI)が想定内に留まり、12月FOMCでの追加利下げ期待が強まりました。これを背景に東京市場でも買いが優勢でした。一方、米長期金利の上昇が株価の重しとなりつつも、円安・ドル高で輸出関連株の上昇を支えました。海外投資家は国内株を3週ぶりに買い越し、特にサービス業や石油石炭製品といったセクターの強さが目立ちました。今日の市場では東証グロースにユカリアが新規上場しました。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39849.97;+477.74TOPIX;2775.82;+26.51

[寄り付き概況]

 12日の日経平均は477.74円高の39849.97円と4日続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は99.27ドル安の44148.56ドル、ナスダックは347.65ポイント高の20034.90で取引を終了した。11月消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを期待した買いに、寄り付き後、上昇。ダウは利益確定売りに押され下落に転じた。ナスダックは利下げ期待を受けた買いやアルファベットなどハイテクの買いが主導し終盤にかけ上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数が1.77%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.72%上昇するなど、ダウ平均以外の主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=152円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の11月米CPI発表に続き、今晩は11月米卸売物価指数(PPI)が発表されることに加え、明日は東京市場で12月オプション・先物取引特別清算(SQ)値算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月1-7日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は4823億円だった。今日は、ユカリア<286a>が東証グロースに上場した。

 セクター別では全業種が値上がり。サービス業、石油石炭製品、電気機器、ゴム製品、電気・ガス業が値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、SBI<8473>、良品計画<7453>、DeNA<2432>、日立<6501>、スズキ<7269>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、HOYA<7741>などが上昇。他方、関西電<9503>、郵船<9101>、川崎重<7012>、7&iHD<3382>などが下落している。

<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.