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日経平均は576円安でスタート、ソシオネクストや富士通などが下落


1日に東京株式市場は続落し、日経平均は576.90円安の38504.35円で取引を開始した。これは前日の米国株式市場での大幅下落に影響されたもので、特にナスダック指数やSOX指数の急落が東京市場にも波及。イランとイスラエル間の緊張の高まりや、米雇用統計発表を控えた調整売りが影響した。また、ハイテク株や半導体関連株が大きく売られる中、一部の主要企業の良好な決算が株価下支え要因となったが、全体的には売りが優勢。セクター別では空運業や非鉄金属などが大きく下落し、海運業が値上がり。個別銘柄ではソフトバンクGやレーザーテックが下落した一方、三菱電やパナHDなどが上昇した。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38504.35;-576.90TOPIX;2659.92;-35.59


[寄り付き概況]

 1日の日経平均は576.90円安の38504.35円と続落して取引を開始した。前日10月31日の米国株式市場は続落。ダウ平均は378.08ドル安の41763.46ドル、ナスダックは512.78ポイント安の18095.15で取引を終了した。コアPCE価格指数が予想を上回り、寄り付き後、下落。月末で雇用統計を控え調整売りに続落した。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)やソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、ナスダックは下げを加速。終盤にかけて、イランが対イスラエルの大規模報復攻撃を準備しているとの報道で中東情勢悪化懸念も売り材料となった。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.76%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.01%下落と、ダウ平均(0.90%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑えた。また、今晩は10月の米雇用統計発表、来週は米大統領選の投開票と引き続き重要イベントが控えており、これらを確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では、空運業、非鉄金属、保険業、その他製品、輸送用機器などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、富士通<6702>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、ニコン<7731>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、日立<6501>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>、JT<2914>、東エレク<8035>、信越化<4063>、京セラ<6971>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、三菱電<6503>、パナHD<6752>、スクリーンHD<7735>、東電力HD<9501>、みずほ<8411>、武田薬<4502>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。
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