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日経平均は289円高でスタート、ソフトバンクGやJR東などが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28631.46;+289.51TOPIX;1880.70;+15.58

[寄り付き概況]

 5日の日経平均は289.51円高の28631.46円と反発して取引を開始した。前日4日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は332.26ドル高の31055.86ドル、ナスダックは167.20ポイント高の13777.74で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の改善に期待が高まり寄り付きから上昇。追加経済対策が成立するとの期待も高く、景気敏感株を中心に買われ、終日堅調に推移。引けにかけては上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。米追加経済対策の早期実現観測や予想を上回る米経済統計の発表を受け、米国の先行き景気に対し楽観ムードが広がり、東京市場の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=105円60銭前後と昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円安・ドル高方向に振れたことも安心感となった。
一方、ここにきて半導体株やグロース株の一角が軟調な動きとなっており、物色の流れを見極めたいとし、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された20年12月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.6%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.3%減だった。今日はQDレーザ<6613>がマザーズに上場した。

 セクター別では、全業種が値上がり。その他金融業、輸送用機器、保険業、鉄鋼、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>、伊藤忠<8001>、三菱UFJ<8306>、オリックス<8591>、JR東<9020>などが上昇。他方、エムスリー<2413>、パナソニック<6752>、レーザーテック<6920>、中外薬<
4519>、マネックスG<8698>、イビデン<4062>などが下落している。

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