日経平均は121円高でスタート、資生堂やコーセーが買われる

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22313.19;+121.15TOPIX;1696.59;+9.44


[寄り付き概況]

　本日の日経平均は前日比121.15円高の22313.19円と反発して始まった。16日の米国市場では、NYダウが400ドル近い上昇を見せた。中国代表団の訪米予定が報じられ、今月下旬から米中貿易協議が再開されるとの期待から買いが先行し、終日堅調推移となった。昨日の日経平均は安値から300円程度戻しており、貿易摩擦懸念の後退は織り込み済みの面はあるものの、NYダウの大幅上昇を受けて東京市場でも買いが先行している。為替相場が一時1ドル=111円台まで円安に振れたことも支援材料となっている。

　セクター別では、精密機器、鉄鋼、非鉄金属、鉱業が上昇している反面、ゴム製品、電気・ガス業、水産・農林業は下落している。売買代金上位では、ユニファミマ<8028>や資生堂<4911>、コーセー<4922>が買われている。一方でファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などが売られている。


＜US＞