日経平均は反落でスタート、決算と自社株買い発表のトヨタ自は買い先行に

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22849.91;-87.69TOPIX;1809.07;-4.22

[寄り付き概況]


　8日の日経平均は反落でスタート。前日の米国市場では、主要株価が連日最高値を更新した流れを受けて買いが先行したものの、その後は主要経済指標に乏しく、米長期金利の下落から金融セクターが売り込まれ下落に転じた。一方で、税制改革への期待から下値は限られた。シカゴ225先物清算値は大阪比125円安の22865円となり、為替相場は1ドル113円70銭台で推移。本日の東京市場は225先物にサヤ寄せする格好から売り先行となった。前日の第2四半期決算において、通期見通しの上方修正及び自社株買いを発表したトヨタ自<7203>
は堅調な出足を見せている。

　セクターでは、石油石炭製品、銀行業、保険業、パルプ紙などが下落。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、神戸製鋼所<5406>、武田薬品<4502>、SUBARU<
7270>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、クボタ<6326>、SUMCO<3436>が下落。一方で、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、野村HD<8604>、資生堂<4911>、安川電機<6506>は上昇。



＜SK＞