日経平均は続伸でスタート、メガバンクやハイテク株中心に買い先行

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19591.32;+84.78TOPIX;1614.63;+6.98


[寄り付き概況]

　31日の日経平均は続伸でスタートした。前日の米国市場では、8月ADP雇用統計や4-6月期GDP改定値が予想を上振れたほか、ハイテク株が選好され上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の19565円となり、為替相場は1ドル110円50銭前後と前日比円安方向に振れて推移している。これらを受けて、本日の日経平均はメガバンクやハイテク株中心に買い先行となり、直後に100円超へと上げ幅を拡大した。

　セクターでは、銀行業、ガラス土石、電気機器、不動産業などが上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、日立<6501>、富士フイルム<4901>、三井住友<8316>、キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>、SUBARU<7270>、ルネサス<6723>、伊藤忠<8001>が堅調。一方で、KLab<3656>、SUMCO<3436>、ダイフク<6383>、住友鉱<5713>は軟調。

（アナリスト　雲宮祥士）


＜HT＞