日経平均は続落でスタート、ハイテクや金融セクター中心に売られる、ソフトバンクGやルネサスが軟調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19815.54;-67.98TOPIX;1586.99;-4.78



[寄り付き概況]

　15日の日経平均は続落でスタート。14日の米国市場は、ワシントン郊外で共和党下院議員が負傷する銃撃事件が発生したが、連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控えて小動きとなった。注目の連邦公開市場委員会（FOMC）では大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。イエレン議長は、足元の物価上昇ペースの減速を認めた一方で、中期的なインフレ目標の達成には楽観的な見通しを示し、残り年1回の追加利上げ見通しを維持した。14日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の19850円、円相場は1ドル109円50銭台と円高に振れて推移している。本日の東京市場は、売り先行でスタート。模様眺めムードが強く、ハイテクや金融セクター中心に売られる格好となっている。

　セクターでは、ゴム製品、非鉄金属、海運業、石油石炭、保険業、銀行業がさえない。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、三菱UFJ<8306>、ルネサス
<6723>、東芝<6502>、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、ブリヂストン<5108>が軟調。一方で、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、平田機工<6258>は堅調。



＜HT＞