日経平均は105円高でスタート、その後マイナスに転じる、見極めムードが上値を抑える展開に

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;18531.91;+105.07TOPIX;1466.79;-1.52

[寄り付き概況]

　日経平均はＳＱに絡んだ買いが先行し反発に。直後にマイナスに転じている。13日の米国市場では、米軍がアフガニスタン東部において過激派組織「イスラム国（IS）」が建設したトンネル施設に対し、保有する中で最大級の非核爆弾を投下したとの報道が嫌気され、引けにかけて下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安、円相場は1ドル109円10銭台とやや円安に振れての推移。本日の日経平均は、引続き地政学的リスクの意識や明日15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控えた見極めムードが上値を抑える展開に。

　セクターでは、医薬品、水産・農林業、食料品、空運業などが堅調に。売買代金上位では、13日の決算発表において、2016年9月-2017年2月期営業利益が31.5％増となり堅調な業績を示したファーストリテ<9983>の他、京セラ<6971>、任天堂<7974>、日東電工<6988>、電通<4324>、テルモ<4543>などが堅調に。一方で、ファナック<6954>、東芝<6502>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン工業<
6367>などはさえない格好に。


＜HT＞