日経平均は52円高でスタート、米トランプ政権への政策期待によるNY株高の流れ受ける

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19547.28;+52.75TOPIX;1555.31;+2.95

[寄り付き概況]
日経平均は続伸してスタートした。20日の米国市場ではNYダウが91ドル高となり、2万ドルの大台まで約25ドルに迫った。企業買収などが好感されて欧州株がほぼ全面高となった流れを受けて買いが先行すると、次期政権への政策期待から金融株が買われ終日堅調推移となった。原油価格の上昇も好感された。シカゴ日経225先物清算値は19540円となり、これにサヤ寄せする格好で東京市場でも買いが先行した。ただ、ここまでの上昇を受けた利益確定の売りや年末に向けたポジション調整の動きも想定され、買い先行後はこう着感の強い展開になるとみられている。売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱ＵＦＪ<8306>、トヨタ自
<7203>、みずほ<8411>、三井住友<8316>などがしっかり。三菱自<7211>が2％超、ＪＤＩ
<6740>が5％超の上昇となっている。一方、ソフトバンクＧ<9984>やキーエンス<6861>が小安く、パナソニック<6752>、ＫＤＤＩ<9433>もさえない。セクターでは、保険業、鉄鋼、証券などが上昇率上位。反面、精密機器、建設業、その他製品などが下落率上位となっている。



＜SK＞