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20日のNY市場はまちまち


20日のニューヨーク市場は、NYダウが139.53ドル上昇し43,408.47ドルで終了した一方、ナスダックは21.33ポイント下落して18,966.14で取引を終えた。ウクライナがロシア領内に英国製ミサイルを発射したという報道で地政学的リスクが懸念され、寄り付き後は下落。その後、FRBのボウマン理事がインフレ停滞に対するタカ派姿勢を示し、金利上昇を嫌気した売りが続いた。取引終了後には半導体企業エヌビディアの決算発表が控えており、終盤にかけてダウは買い戻され上昇した。ナスダックはプラス圏回復ができず、小幅な下落で終了した。セクターごとの動きとしては、ヘルスケア機器・サービスが上昇し、食・生活必需品が下落した。

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;43408.47;+139.53
Nasdaq;18966.14;-21.33
CME225;38280;-160(大証比)

[NY市場データ]

20日のNY市場はまちまち。ダウ平均は139.53ドル高の43,408.47ドル、ナスダックは21.33ポイント安の18,966.14で取引を終了した。ウクライナがロシア領内に英国製の長距離ミサイルを発射したとの報道で地政学的リスクの存続が警戒され、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレの進展が停滞しているとタカ派姿勢を示し、長期金利の上昇を嫌気した売りに続落した。ただ、相場をけん引するとして動向が注目される半導体のエヌビディア(NVDA)の決算発表を取引終了後に控えダウは終盤にかけて買い戻され、上昇に転じた。ナスダックも下げ幅を縮小したがプラス圏を回復できず、まちまちで、終了。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、食・生活必需品が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比160円安の38,280円。ADR市場では、対東証比較(1ドル155.34円換算)で、ゆうちょ銀行<7182>、日立製作所<6501>、日本電産<6594>、東京エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソニー<6758>、武田薬品工業<4502>などが下落し、全般売り優勢となった。 <ST>
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