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12日のNY市場は反落


12日のニューヨーク市場は反落し、ダウ平均は382.15ドル安の43,910.98ドル、ナスダックは17.36ポイント安の19,281.40で取引終了。市場は過去最高値付近で様子見が続き、新たな買い材料が不足する中、利益確定売りが相場を下落に導いた。さらに、景気見通し改善による利下げ観測の緩和が長期金利の上昇を警戒させ、相場が終日軟調。消費者物価指数(CPI)発表前の警戒感も売り圧力を強めた。セクター別では、ソフトウエア・サービスが小幅上昇した反面、自動車関連が大幅に下落。シカゴ日経225先物は大阪比150円安の39,260円となった。ADR市場でもゆうちょ銀行や日本電産などが下落。

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;43910.98;−382.15
Nasdaq;19281.40;−17.36
CME225;39260;-150(大証比)

[NY市場データ]

12日のNY市場は反落。ダウ平均は382.15ドル安の43,910.98ドル、ナスダックは17.36ポイント安の19,281.40で取引を終了した。過去最高値付近で様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。新たな買い材料なく、さらに、一時的な高値達成感などに利益確定売りに押され、相場は下落に転じた。その後も、景気見通し改善や利下げ観測の緩和を背景とした長期金利の上昇を警戒し、終日軟調に推移。明日に消費者物価指数(CPI)
の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻り鈍く、終了。セクター別では、ソフトウエア・サービスが小幅上昇した一方、自動車・自動車部品が大幅下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比150円安の39,260円。ADR市場では、対東証比較(1ドル154.53円換算)で、ゆうちょ銀行<7182>、日本電産<6594>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、ブリヂストン<5108>、リクルートHD<6098>、三井物産<8031>などが下落し、全般売り優勢となった。

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