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下落、4万円手前重くボックス下限を探る


本日の日経平均は、堅調と見込まれながらも、4万円手前で停滞する動きが予想されています。12日の米国市場でのダウとナスダックの下落が影響し、シカゴ日経225先物も大阪日中比で150円安の39260円と冷え込んでいます。昨日の日経平均は157.23円安で取引を終え、5日移動平均線を下回りました。このため、一旦ボックス下限を探る動きが考えられますが、25日移動平均線を下回らなければ、スピード調整の範囲内と見られます。一目均衡表によると、本日は株価の上昇が予想されるため、遅行線の弱気シグナル発生が見込まれます。株価は雲上限を大幅に上回っており、全体的には買い手優位の状態を維持していますが、強気の勢いはやや低下する可能性があります。予想レンジは39400円から38950円です。

*08:25JST 下落、4万円手前重くボックス下限を探る [本日の想定レンジ]
12日の米NYダウは382.15ドル安の43910.98、ナスダック総合指数は17.36pt安の19281.40、シカゴ日経225先物は大阪日中比150円安の39260円。本日の日経平均は堅調が予想される。昨日は終値157.23円安と3営業日ぶりに反落。ザラ場高値39866.72円は11月7日と8日に続いて3度目の38800円まで上値を伸ばしながら値を保てず、4万円手前にしこりを作る形となった。昨日終値が5日移動平均線を下回ったこともあり、4万円奪還を目指す局面から一旦ボックス下限を探る流れに転じる可能性が意識されよう。もっとも、上向きの25日線(昨日38988.63円)を下回らなけばスピード調整の範囲内の下げと位置付けられよう。一方、一目均衡表では本日、応当日株価が大幅に上昇するため、遅行線の弱気シグナル発生開始が予想される。株価は雲上限を大幅に上回っているため大勢では買い手優位の形状をキープするとみられるが、強気の度合いがやや低下する可能性がありそうだ。

[予想レンジ]
上限39400円-下限38950円

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