もみ合い、5日線下向き転換で調整長期化も

[本日の想定レンジ]
29日は米NYダウが3.07ドル高の33852.53、ナスダック総合指数が65.72pt安の10983.78、シカゴ日経225先物が大阪日中比70円安の27990円。本日の日経平均はもみ合いが予想される。昨日は3営業日続落し、高値と安値も切り下がる一方で、ローソク足は小陽線を描き、終値は節目の28000円を上回り、短期的な強弱感が定まりにくかった。本日はシカゴ日経225先物にサヤ寄せした場合、28000円を下回るとともに5日移動平均線が下降を開始することになり、スピード調整の長期化リスクに留意が必要となろう。もっとも25日移動平均線との上方乖離率が昨日大引けで1.00％と小さいため潜在的な売り圧力は小さいとみられ、調整局面に入るとすれば値幅調整より日柄調整の可能性が高そうだ。

[予想レンジ]

上限28150円−下限27700円

＜TY＞