軟調か、雲下限までの下落を意識

[本日の想定レンジ]

20日の米国市場では、NYダウが84.10ドル安の25679.90、ナスダック総合指数が113.91pt安の7702.38、シカゴ日経225先物が大阪日中比165円安の21145円。日経平均は続伸したが、ローソク足はザラ場安値付近で寄り引けほぼ同値かつ長い上ヒゲを持つ卒塔婆に近い形状を示し、売り圧力の強さを印象付けた。日経平均は下降する25日移動平均線の下に留まって売り手優位の地合いを示しており、本日は軟調な展開が予想される。足元で連日東証1部の出来高が減少しているだけに、下げ幅が急速に拡大するリスクが意識されよう。日足の一目均衡表では、転換線の下降が短期的な下落トレンドを示唆しており、雲下限レベルが下値メドとなろう。ボリンジャーバンドでは、-2σ側への下降が予想される。

[予想レンジ]
上限21200円−下限21000円

＜SK＞