買い戻し優勢、-1σを意識した動きへ

[本日の想定レンジ]

27日の米国市場では、NYダウが260.37ドル高の23138.82と大幅上昇し、ナスダック総合指数は25.14pt高の6579.49と堅調。シカゴ日経225先物は大阪比15円高の20035円と小幅上昇。昨日の日経平均は終値が5日線を超えたほか、25日線との下方乖離率は5.88％まで縮小した。本日も昨日までの買い戻しや押し目買い優勢の地合いが予想される。ただ、25日線など主要な移動平均線は軒並み下降しており、日経平均の上値は重そうだ。一目均衡表では、下降していた転換線が横ばいとなったほか、遅行線の株価に対するマイナス乖離幅が縮小して弱気シグナルが薄れるなど、極端な売り手優位の形勢が修正に向かっている。ボリンジャーバンドでは、終値が-3σを下回った25日を底とする反転局面にあるとみられ、本日は下降中の-1σを意識した動きとなりそうだ。

[予想レンジ]
上限20250円−下限19950円

＜FA＞