短期ゴールデンクロス示現後で上値拡張の展開も

[本日の想定レンジ]

11日は米NYダウが5.78ドル高の25322.31、ナスダック総合指数が14.41pt高の7659.93、シカゴ日経225先物が大阪日中取引比130円高の22920円と揃って上昇。11日の東京市場では日経平均が反発し、先週末の5日線と25日線の短期ゴールデンクロス完成後の上昇基調を再確認する形となった。12日も上昇トレンドに乗った上値拡張が予想され、心理的な節目である23000円への接近が予想され、さらに直近の天井である5月21日のザラ場高値23050.39円の回復も視野に入る。一目均衡表では、株価が基準線を上回っているほか、遅行線は株価との上方乖離幅を拡大して買いシグナルを強めており、円安進行や時間外取引での米株先物高といったプラス材料には買いで反応しやすい地合いが見込まれる。ボリンジャーバンドでは、昨日まで3営業日連続で天井となってきた+1σの突破が濃厚だ。日々線は5月30日の-2σ手前まで下げた後の上昇局面にあり、+1σ突破後は+2σに引き寄せられる流れになろう。

[予想レンジ]
上限 23050円−下限 22850円

＜SK＞