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レンジ下限での踏ん張りを見極め


[本日の想定レンジ]
 22日のNY市場はまちまち。明日に採決が行われる医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案に対して、共和党内から法案通過を阻止する動きがあり、減税法案など重要法案の審議にも遅れが生じるとの見方から、終日上値の重い展開となった。ダウ平均は6.71ドル安の20661.30、ナスダックは27.82ポイント高の5821.64。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の18915円。
 前日の400円超の下落に対する反動が意識される面はあろうが、国内外の政治リスクへの警戒からこう着感の強い相場展開になりそうだ。昨日の日経平均はマドを空けての下落となり、これまで支持線として意識されていた25日線のほか、75日線を割り込んでいる。これにより年初以降続いているもち合いレンジの下限レベルでの攻防をみせている。一目均衡表では転換線、基準線を割り込んだほか、雲上限を下回っており、雲の中での推移に。そのため、遅行スパンは実線を下回り、下方シグナルを発生させている。雲下限は18920円辺りに位置している。もち合いレンジの下限での攻防から、レンジを割り込んでくるようだと、雲を下放れてくる可能性も出てきている。まずは、これまでのもち合いレンジ内での推移が継続するかを見極めたいところ。18900-19200円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19200円−下限 18900円



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