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利食い意識も押し目待ちに押し目なしの状況変わらず


[本日の想定レンジ]
 14日の米国市場は下落。小売売上高が予想を下振れた一方で、生産者物価指数(PPI)
が堅調となるなど、経済指標に強弱が入り混じるなか、利食い先行で始まった。注目のFOMCでは大方の予想通り、賛成多数で政策金利が引き上げられた。しかし、来年の金利引き上げ見通しが年3回に上方修正されたことが嫌気され、発表後に下落。ダウ平均は118.68ドル安の19792.53、ナスダックは27.16ポイント安の5436.67。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の19340円。
 シカゴ先物にサヤ寄せ後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。直近の動きをみると、高値警戒感が強まる一方で、押し目買い意欲の強さが窺える。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジでの推移が続いており、+2σは19500円を超えている。週足形状では+2σに沿った上昇が継続。価格帯別出来高はでそれ程多くはないものの、商いが膨れている19000-19200円辺りでの推移が継続。このレンジを上放れてくることから、押し目待ちに押し目なしの状況である。押し目買いのレンジを引き上げてくるかが注目されるところ。19250-19450円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19450円−下限 19250円



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