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日経平均は4日ぶりに反落、円高ドル安の加速が重しに


6日の米国株式市場では、ダウ平均が125.65ドル下落した一方、ナスダックは技術株の買いが続いて上昇しました。その影響を受け、7日の日経平均は38907.76円で4日ぶりに反落。円高・ドル安が進み、輸出関連株などが売られる展開となりました。また、東京エレクトロンの2025年の見通しが再評価され、大幅安に。銘柄別では、トヨタやホンダなどの自動車関連や、日本製鉄・レーザーテックなどが下落。一方、ディスコやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連株は堅調で、ニチコンやメルカリは予想を上回る業績により急騰するなど、好決算銘柄の一部が株価を支えました。

*16:00JST 日経平均は4日ぶりに反落、円高ドル安の加速が重しに 6日の米国市場のダウ平均は125.65ドル安の44747.63ドル、ナスダックは99.66pt高の19791.99ptで取引を終了した。追加利下げ期待や一部主要企業の好決算を好感し、堅調に寄り付いた。その後、雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りが強まり、ダウは下落に転じた。ナスダックは長期金利の上昇やベッセント財務長官発言で一時失速も押し目からはAIへの期待を受けたハイテクの買いが根強く、終盤にかけてナスダックは上げ幅を拡大し、まちまちで終了。

昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、7日の日経平均は158.77円安の38907.76円と4日ぶり反落して取引を開始した。外為市場で円高・ドル安方向への動きが進んだことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、値がさの東エレク<8035>が決算発表時に2025年のWFE見通しの見直しを行い大幅安となったことも影響。一方、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となり下げ幅は限定的となった。

大引けの日経平均は前日比279.51円安(-0.72%)の38787.02円となった。東証プライム市場の売買高は21億6458万株。売買代金は4兆5765億円。業種別では、ガラス・土石、精密機器、不動産、その他製品、輸送用機器などが下落した一方、鉄鋼、石油・石炭、海運、金属製品、空運などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は45.7%、対して値下がり銘柄は50.4%となっている。

個別では、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>、日野自動車<7205>など一部の自動車関連は軟調に推移したほか、東エレク、日本製鋼所<5631>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>などが下落した。このほか、業績下方修正で増益率は大幅に鈍化したTOWA<6315>が急落、インターメスティック<262a>、都築電気<
8157>、朝日工業社<1975>などが値下がり率上位となった。

一方、ディスコ<6146>やルネサスエレクトロニクス<6723>などの一部半導体関連株が堅調に推移。また、日産自<7201>、TDK<6762>、富士電機<6504>、日本製鉄<5401>
などが上昇した。このほか、10-12月期営業益は市場予想を大幅上振れたメルカリ<4385>や業績想定線で自社株買い実施などを発表したニチコン<6996>が急騰。ほか、F&LC<3563>、ライト工業<1926>、SREホールディングス<2980>などが値上がり率上位となった。
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