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日経平均は5日続落、買い一巡後は買い手控えでもみ合い


14日の米国市場はダウが上昇、ナスダックが下落する中、日経平均は5日ぶりの反発で取引を開始しましたが、最終的には29.72円安の38444.58円で終了し、5日続落となりました。東京市場では、日本銀行の利上げ観測が金融株の下支えとなるも、大きな買いが進まず、全体としてはもみ合いの展開になりました。市場は、半導体関連株の下落が目立った一方、設備投資関連や金融株が上昇しました。

*16:00JST 日経平均は5日続落、買い一巡後は買い手控えでもみ合い 14日の米国市場はまちまち。ダウ平均は221.16ドル高の42518.28ドル、ナスダックは43.71ポイント安の19044.39で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り利下げ期待を受けた買いが再燃し寄り付き後、上昇。その後、銀行決算や消費者物価指数(CPI)発表控えた警戒感に伸び悩んだ。金利の上昇やバイデン政権による中国へのAI半導体の輸出制限でエヌビディアなど半導体の下落が重しとなり、相場は一時下落に転じた。トランプ次期政権の関税などの政策不透明感も売り圧力となり相場全体の重しとなった。神経質な展開の中、終盤にかけてダウは再び上昇し上げ幅を拡大、ナスダックは下げ幅を縮小し、終了。

米国株が高安まちまちのなか、足元の下落に対する反動が先行し、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は5日ぶりの反発でスタートした後は買いが続かず前日比マイナス圏に突入。日本銀行による1月利上げ観測の高まりから買われた金融株が下支えとなったが、積極的な買いは手控えられ、日経平均は前日終値水準でのもみ合いの結果、5日続落となった。

大引けの日経平均は前日比29.72円安(-0.08%)の38444.58円となった。東証プライム市場の売買高は16億2239万株。売買代金は3兆8740億円。業種別では医薬品、卸売、建設、石油・石炭、証券・商品先物などが下落した一方、銀行、その他製品、水産・農林、保険、繊維などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は52.5%、対して値下がり銘柄は42.9%となっている。

日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連の一角が下落したほか、日本製鋼所<5631>、川崎重工<7012>、三菱重工<7011>など防衛関連もさえない。このほか、古河電工<5801>、サッポロホールディングス<2501>、コニカミノルタ<4902>、伊藤忠<8001>、富士電機<6504>などが下落した。

一方、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、安川電機<6506>など設備投資関連が上昇したほか、第一生命HD<8750>、みずほFG<8411>、T&Dホールディングス<8795>、千葉銀行<8331>、SOMPOホールディングス<8630>、三井住友FG<8316>など金融株の上昇も目立った。このほか、IHI<7013>、ファーストリテ<9983>、ソニーグループ<6758>などが上昇した。
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