日経平均は大幅に4日続伸。1日の米株式市場でNYダウは3日続伸。良好な企業決算や1月ISM製造業景況指数など予想を上回る経済指標が好感されたほか、全国の新型コロナ入院患者数が減少したとの統計から景気回復期待も後押しした。ナスダック総合指数も3日続伸。米株高を引き継いで日経平均は224.51円高でスタート。米VIX指数が大きく低下し投資家心理が改善するなか、米アルファベットやAMDが好決算を発表し時間外取引で急伸していたことも買い戻しに弾みをつけ、前場中頃には27500円を回復。前引け間際に同水準を割り込んだものの後場は再び同水準を回復。その後はこう着感が強まったが、取引終盤に高値を付けるなど堅調推移が続いた。

 大引けの日経平均は前日比455.12円高の27533.60円となった。東証1部の売買高は13億7456万株、売買代金は3兆3243億円だった。セクターでは空運業、証券・商品先物取引業、鉄鋼などを筆頭にほぼ全面高となった一方、海運業、電気・ガス業のみが下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の93%、対して値下がり銘柄は5%となった。

 個別では、レーザーテック<6920>、スクリン<7735>などの半導体関連株、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>などのハイテク株、信越化学<4063>、リクルートHD<6098>、SHIFT<3697>、ZHD<4689>などのグロース(成長)株が大きく上昇。トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、日本製鉄<5401>などの景気敏感株も買われた。好決算を発表したキーエンス<6861>、アシックス<7936>、野村HD<8604>、ANAHD<9202>などが大幅に上昇し、業績予想を上方修正したアイロムG<2372>、ラクスル<4384>なども急伸。取引時間中に決算発表したところではジェイテクト<6473>、日本ハム<2282>、双日<2768>などが買われた。

 一方、商船三井<9104>などの海運株のほか、ファーストリテ<9983>、NTT<9432>、KDDI<9433>などディフェンシブ系の一角が軟調。大塚商会<4768>、ベネフィット・ワン<
2412>、カルビー<2229>、マンダム<4917>などは決算が失望感を誘い、大幅に下落。村田製<6981>は通期計画を上方修正するも受注鈍化などが嫌気されもみ合いの末に下落。取引時間中に決算発表したところでは三菱電機<6503>、豊田合成<7282>が大きく下落し、前場中頃まで大幅高だったデンソー<6902>は通期計画の下方修正を発表し下落に転じた。
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