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日経平均は続伸、連休控えるも好業績株に積極買い


日経平均は続伸。26日の米国市場ではフェイスブックの決算や長期金利の上昇一服が好感され、NYダウは238ドル高となった。為替も引き続き1ドル=109円台で推移しており、本日の日経平均はこうした流れを受けて147円高からスタートした。ファナック<6954>の急落が指数を下押ししたほか、決算発表のピークや連休を控え利益確定の売りも出て、前場の日経平均は伸び悩む場面も見られた。しかし、業績好調な銘柄には積極的な買いが入り、日経平均は引けにかけて一時22495.56円(前日比175.95円高)まで上昇した。

大引けの日経平均は前日比148.26円高の22467.87円となった。東証1部の売買高は18億8212万株、売買代金は3兆3144億円だった。業種別では、ガラス・土石製品、不動産業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。一方、海運業が3%超下げたほか、銀行業やゴム製品が下落率上位だった。

個別では、堅調な業績推移や自社株買い実施が評価された京セラ<6971>が12%超高、米携帯子会社の統合観測が報じられたソフトバンクG<9984>が4%高となり、指数を大きく押し上げた。任天堂<7974>は市場予想を下回る業績見通しを受けて売りが先行したが、計画は保守的との見方から切り返した。その他売買代金上位では、キーエンス<6861>、武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>などが堅調。決算発表企業では京セラに加えサイバー<4751>、アドバンテス<6857>などが急伸した。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>などがさえない。前日ストップ高のマネックスG<8698>も利益確定売り優勢。ファナックは今期減益見通しが嫌気され、終値で9%超安となった。その他の決算発表企業では、アルプス<6770>、ディスコ<6146>などが大きく売られた。


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