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日経平均は下げ渋る展開、仮想通貨関連が軟調


日経平均は反落。16日の米国市場ではNYダウが26000ドルに乗せた後に下げに転じており、前日のNYダウ上昇を織り込んでいた日経平均の上昇分が剥がれる格好から始まった。ただし、5日線レベルでの下げ渋りが見られるなか、じりじりと下げ幅を縮める展開となっている。円相場が1ドル110円80銭台と円高が一服したことが安心感にもつながっていた。

大引けの日経平均は前日比83.47円安の23868.34円となった。東証1部の売買高は15億4140万株、売買代金は2兆9364億円だった。業種別では、石油石炭、鉄鋼、鉱業が下落率上位だった。一方、機械、食料品、陸運、保険、その他製品、輸送用機器が小じっかり。

個別ではエスケイジャパン<7608>がストップ高となった。引き続き業績評価の流れが続いている。ヨシムラフード<2884>は株式分割が引き続き材料視されており、一時2日連続でストップ高をつけている。M&Aキャピタルは大幅反発で高値を更新。大和証券ではM&A業界のレポートをリリースしており、ポジティブ視されている。

一方で、セレス<3696>が下落率トップだったほか、GMOインターネット<9449>、SBIホールディングス<8473>など仮想通貨関連がビットコインの急落を背景に、売られる展開に。

<TM>

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