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日経平均は反発、日銀決定会合通過による安心感とETF買い入れ観測


日経平均は反発。地政学リスクや円高が嫌気される格好から、売り先行で始まった。ただし、日銀の金融政策決定会合を控え下を売り込む流れにはならず、前日の終値を挟んでのこう着に。昼休み中に決定会合の結果が発表され、現状維持を決定。決定会合通過による安心感と日銀のETF買い入れへの観測から午後は上昇して始まると、その後もじりじりと上げ幅を広げており、一時19500円を回復する場面をみせている。その後も高値圏での推移が続いており、日経平均は年初来高値を更新。

大引けの日経平均は前日比102.93円高の19494.53円となった。東証1部の売買高は19億
2972万株、売買代金は2兆3388億円だった。業種別では、陸運、水産農林、不動産、精密機器、情報通信、小売、医薬品が上昇。一方で鉱業、保険、銀行、石油石炭、パルプ紙、証券、ガラス土石が小安く推移。

個別では足元で調整が続いていた任天堂<7974>が6営業日ぶりに反発。神栄<3004>は上方修正の発表が好感され15%超の上昇。ヤーマン<6630>、ダブルスコープ<6619>が2ケタの上昇。

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