日経平均は3日続落、「総悲観なお遠い」のがリスク?
週明け7日の米株式市場でNYダウは大幅に3日続落し、797ドル安となった。原油価格の高騰でインフレ高進や景気後退への懸念が強まり、売りが広がった。ロシアとウクライナの3回目の停戦交渉で進展がなかったことや、超党派議員がロシア産原油・エネルギー製品の輸入禁止とロシア・ベラルーシとの貿易関係を解消する内容を盛り込む法案で合意したとの報道も売りに拍車をかけた。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで247円安からスタートし、取引時間中としては2020年11月以来およそ1年4カ月ぶりに25000円を割り込んだ。先週末からの下落が急ピッチだったこともあり、下値では個人投資家の押し目買いが入って下げ渋った。国内外市場での原油先物相場の反落、ユーロ相場の下げ渋りなども安心感につながったとみられる。
個別では、郵船<9101>と川崎船<9107>が2%超の下落。前日まで急伸してきた市況関連株に利益確定の売りが出ており、INPEX<1605>や住友鉱<5713>は5%超の下落となっている。欧州各国の首脳がロシア産原油の輸入禁止措置を巡り、早期実施に慎重な姿勢を示していることも意識されているようだ。日野自<7205>はエンジン認証不正を嫌気した売りが継続。また、日本コークス<3315>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>が堅調。値がさグロース
(成長)株に押し目買いが入っており、キーエンス<6861>は4%の上昇となっている。
海運株でも商船三井<9104>は小じっかり。また、ホクシン<7897>が東証1部上昇率トップで、メドピア<6095>やSansan<4443>といった中小型グロース株が上位に多く顔を出している。
セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼などが下落率上位。一方、電気機器、倉庫・運輸関連業、サービス業などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の58%、対して値上がり銘柄は37%となっている。
本日の日経平均はおよそ1年4カ月ぶりに25000円を割り込んでスタートするも、その後グロース株を中心に押し目買いが入って下げ渋る展開となっている。ドイツのショルツ首相が欧州のロシアからのエネルギー輸入について「現時点ではほかの方法で確保することができない」と述べるなど、早期の禁輸実施に慎重な姿勢を示し、原油先物相場が反落していることが安心感につながったとみられる。為替市場で動向が注目されるユーロも足元下げ渋り。株式市場ではグロース株が堅調な一方、市況関連株に利益確定売りが出ている。前引けの日経平均が-0.31%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-0.52%。ここまでの東証1部売買代金は1兆9000億円あまりと引き続き多い。
新興市場ではマザーズ指数が+1.34%と5日ぶりに反発。グロース株高の流れを追い風に、前日割り込んだ700pt水準を維持しようとする動きを見せている。再生細胞薬の国内承認申請を発表したサンバイオ<4592>は朝高後に利益確定売り優勢。メルカリ<4385>は変わらずだが、FRONTEO<2158>やJTOWER<4485>が買い優勢。業績上方修正のアスカネット<2438>は急伸している。
さて、欧州首脳らが禁輸への慎重姿勢を示し、エネルギーの供給不安がやや和らいだ格好だろうが、ロシアはなおウクライナ侵攻の手を緩めておらず、追加制裁への不安は残るだろう。米超党派議員によるロシア産原油の禁輸などを盛り込んだ法案は、早ければ9日にも下院で採決されるという。デリバティブ(金融派生商品)市場では、月内の1バレル=200ドル突破を視野に入れたオプション取引も行われているようだ。
英バークレイズや米JPモルガン・チェースといった金融大手は世界成長見通しを引き下げるとともに、インフレ予想を引き上げ。また、米モルガン・スタンレーやシティグループは株式相場の大きな波乱を予想しているという。商品価格の先高観とスタグフレーション(景気悪化と物価高の併存)への懸念は拭いづらそうだ。
また、インフレの高進に対し「米金融引き締めは不可避」「0.25ptペースの利上げでは不十分」といった市場関係者の声が多く出てきている。金利上昇による米財政への影響を不安視する向きもあるようだ。米連邦準備理事会(FRB)は10日発表の2月消費者物価指数(CPI)を確認したうえで15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)に臨むが、度々指摘しているとおり金融政策の舵取りは難しさを増している。エネルギーの供給不安がくすぶる欧州でも10日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開かれ、注目されるだろう。
こうした局面でも、各国株式市場では個人投資家の押し目買い意欲が根強いようだ。米国でも足元、ハイテク株投資で知られるキャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントの上場投資信託(ETF)に資金流入が見られるという。
日本でも個人投資家に人気の高いマザーズ銘柄は信用買い残の整理がさほど進んでおらず(あるいは増えており)、根強い買いが入っていることが窺える。
「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)は7日、36.45(+4.47)に上昇した。ただ、1月下旬に一時40近くまで上昇したのち反落した経緯があり、この水準でも
「総悲観」というにはまだ遠いだろう。先行き不透明ななかでの「強気の押し目買い姿勢」は、今後の更なる波乱を暗示しているかもしれない。
(小林大純)
<AK>
「鳥人間」初MCの佐々木希「涙も流しすぎました」バードマンの熱戦を見守る
27歳人気YouTuberいけちゃん謝罪、箕輪厚介氏との一部不倫報道に「未熟な行動により」
【高校野球】八王子学園八王子・島田悠之介「全力は出し切れた」亡き祖母へ捧ぐ夏終わる/西東京
【高校野球】母へ感謝のアーチ プロ注目スラッガー昌平・桜井ユウヤはプロ志望届提出へ/埼玉
井戸田潤と蜂谷晏海、第2子妊娠報告
【阪神】近本光司が左前適時打「なんとかしようと思っていた」打率リーグ3位浮上、2位は中野
【阪神】大山悠輔「1点でも多く」相手にとどめを刺すダメ押し打で3試合連続打点
【阪神】湯浅京己「絶対ランナー返さない」高橋遥人の今季初勝利へワンポイント起用に応える
【阪神】連勝で独走態勢がっちりキープ 貯金は今季最多20 DeNAは自力V可能性消滅
バルセロナが3-1で神戸下してアジアツアー白星スタート 後半の2ゴールで突き放す
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ミスFLASHグランプリ、大胆なビキニ姿に「はみ出しそう」フォロワーもん絶
太川陽介、妻・藤吉久美子の衝撃行動に「動機はいいのよ」評価も「その後が伴わない」
37歳元アイドル、10年ぶりのグラビアに挑戦 ブラひもチラ見せオフショット「凄まじい色気」
ゆうちゃみ激変、清楚ギャル姿公開「言葉失う美しさ」「二刀流」「佐々木希と見間違えた」
明石家さんま「高いと思い込んで生きてほしかった」 61歳俳優に贈った扇子がお宝鑑定
大谷翔平、異例の敬遠策からサヨナラのホームへ滑り込む 9回2死一塁からまさかの申告敬遠
GACKT、大物俳優が「読めよ!」と“異常な圧”で著書送ってきたことを実名告白
手塚理美、自宅で「全裸男と遭遇。怖かった」通報も警察の対応に疑問「日本の治安は何処へ」
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
遠野なぎこさん死去 朝ドラ「すずらん」ヒロイン、バラエティーでも活躍 最近は摂食障害など告白
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!

「鳥人間」初MCの佐々木希「涙も流しすぎました」バードマンの熱戦を見守る
27歳人気YouTuberいけちゃん謝罪、箕輪厚介氏との一部不倫報道に「未熟な行動により」
【高校野球】八王子学園八王子・島田悠之介「全力は出し切れた」亡き祖母へ捧ぐ夏終わる/西東京
【高校野球】母へ感謝のアーチ プロ注目スラッガー昌平・桜井ユウヤはプロ志望届提出へ/埼玉
井戸田潤と蜂谷晏海、第2子妊娠報告
【阪神】近本光司が左前適時打「なんとかしようと思っていた」打率リーグ3位浮上、2位は中野
【阪神】大山悠輔「1点でも多く」相手にとどめを刺すダメ押し打で3試合連続打点
【阪神】湯浅京己「絶対ランナー返さない」高橋遥人の今季初勝利へワンポイント起用に応える
【阪神】連勝で独走態勢がっちりキープ 貯金は今季最多20 DeNAは自力V可能性消滅
バルセロナが3-1で神戸下してアジアツアー白星スタート 後半の2ゴールで突き放す