日経平均は続伸、米国1兆ドルの財政政策などが支援、需給では長期筋の買い観測
連銀が短期社債(CP)の買取プログラムを再開し、短期流動性を供給する処置をとったことが好感された。また、米国政府が1兆ドル規模の追加支援策を検討しているとの報道を受けて、緩やかに上昇する展開となった。株高や米長期金利の上昇を背景に為替も1ドル=107円台前半での円安基調で推移。こうした流れから、日経平均も続伸してスタート。寄り付き直後には、300円を超す上昇幅を見せる場面もあった。その後は、やや上値が重く、もみ合いながらも本日の高値圏で前場を終えた。
セクターでは、化学を筆頭に海運、精密、水産、保険などがプラス推移。一方、不動産、鉱業などはマイナスでの推移となっている。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>やソニー<6758>、任天堂<7974>、OLC<4661>、キーエンス<6861>などが大幅上昇。他方、米シェアオフィス大手のウィーカンパニーについて、既存株主からの株の買い取り計画を見直す可能性が報じられたソフトバンクG<9984>は6%を超す大幅安、そのほか、全米50店舗の一時閉店を発表したファーストリテ<9983>や、武田薬<4502>
が下落となっている。
日経平均は、目先は17000円台で値固めをできるかどうかを注視していきたいところだ。昨日の日経平均は、週明けのNYダウが3000ドル近く下げるなど世界的な大幅同時株安の流れがあったにもかかわらず、反発して底堅く推移し、意外な印象を与えた。
昨日は、日銀が上場投資信託(ETF)1200億円弱の買い入れを実施した。規模としては、これまでの1000億円程度の規模から1.2倍程度の水準だ。TOPIXが前引け時点で前日比プラスだったにもかかわらず、こうした動きに踏み切ったことは日銀の姿勢に対してもある程度の本気度を感じることができるともいえよう。少なくとも、ある程度は市場心理の疑念払拭に寄与したとみられる。
また、昨日の想定外の日本株式市場の底堅さを受けて、市場では、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や年金基金などの長期筋の買い入れもあったのではないかとの指摘もあった。実際、こうした長期筋はROE(自己資本利益率)などの利益指標やガバナンスといった項目を投資対象の選定基準に利用しているところが多いが、昨日は、こうした各種指標に基づいて構成されたJPX日経400の上昇が相対的に他の指数よりも強かった。個別では、トヨタが7%と異例の上昇率を見せていた。本日もトヨタやソニーなどの主力どころの銘柄が日経平均およびTOPIXなどの指数よりもかなり強い動きをしている。こうした所からも、年金基金などの長期筋のほかアクティブ系ファンドの買いの動きが示唆される。
ただ、まだ底打ちとは言い切れず、油断のできない状況が続くだろう。米国では、ボーイングといった航空企業をはじめ、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)レートが急上昇している企業が多くなってきており、企業の資金繰りに対する不安が高まっている。足元の下支え政策の発表があったとはいえ、まだ相当に高い水準にある。
また、ハイイールド債の発行体に多い石油系企業の懸念材料である原油価格については、OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの非OPEC加盟国との間での協調減産協議の破綻以降、低迷が続いており、足元ではWTIが1バレル=27ドル台と30ドルを大きく割り込む水準まで下がってきている。こうした背景から、引き続き新型コロナウイルスをはじめ、各種企業動向など様々なニュースフローへの目配りが欠かせない展開が続くといえよう。
目先の注目材料として、やはり財政政策とみる。各国の追加金融緩和政策の発表直後は、世界景気減速の歯止め材料としては不十分との捉えた方が優勢だった。それが、昨日の米政権による1兆ドル規模の財政政策の発表もあって、一旦は足元の株価は反発してきている。ただ、NYダウなどは日々の大幅なアップダウンを繰り返すなか、水準としては徐々に切り下げてきている。米国の方では、更なる追加財政政策へ向けた動きを示唆しているが、こうした動きが世界協調的に起こってくるかが肝心なポイントであろう。
日本市場にとっては、やはり日本の財政政策に注目したい。現状では、国民一人あたりに5万円を支給する定額給付の案が濃厚のようだが、方々の専門家から消費減税・一時撤廃などの強硬策の実施も必要という声もある。消費減税は政治的な絡みから、なかなか難しいとはいえ、新型コロナ問題の前から景気減速の兆しがあった日本では、せめて規模の面だけでも、思い切ったサプライズ感のある財政政策を期待したいところだ。
目先は、引き続き値幅の荒い展開に備えておく必要があるだろうが、先んじて感染者数のピークアウトが観測されている中国市場の回復などを見越した戦略も有効といえるだろう。実際、ヤクルト<2267>など中国市場での売上比率の高い銘柄の中には、早い段階から株価が反発局面入りしている銘柄もある。視点を変えれば、こうした相場だからこそ、逆に銘柄の仕込み時ともいえるのかもしれない。投資家には引き続き慎重な姿勢を求めつつ、厳選した個別株投資に徹してもらいたいところだ。
(仲村幸浩)
<AK>
あなたの足の指は何型?ルーツや性格がわかっちゃうそうです
米大統領選の投票開始 激戦州・ペンシルベニア州では早朝から
生粋のホラー好き監督が女性視点で描く『オーメン:ザ・ファースト』BD特典映像 「恐怖にのまれる感覚を体験してほしい」[ホラー通信]
88歳北島三郎が1年4カ月ぶりに生歌唱「私は生かされて歌っている」豪快に4曲披露
時速194キロで衝突、死亡事故 「危険運転に」初公判に臨んだ遺族
【ACLE】川崎Fファンウェルメスケルケン際が得点後ベンチに向かった理由明かす
声優松野太紀さんを送る会に三ツ矢雄二やSnow Man佐久間ら参列 山田洋次監督から手紙も
首の手術終えたYOSHIKI「歩けるようになりました」車椅子使わずレッドカーペットに立つ
【ACLE】神戸戦で初黒星の光州が首位陥落「10回試合をしても10回負けてしまう」監督白旗
「痩せてない?」44歳遠野なぎこ「久しぶりに二の腕を披露」ワンピース姿公開も一部で心配の声
ガーシー、橋本環奈と片寄涼太を暴露するも片寄の好感度が上がったワケ
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
たぬかな、「あのチビやろ?」迷惑系黒人YouTuberへの苦言が物議
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
サンド伊達みきお、新幹線でまさかの“隣同士”に「誰かに見つかったら…」
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
長嶋一茂「場をわきまえない人」ワールドシリーズめぐり、共演も多いあの人にダメだし
河野太郎氏「私が外国出身であるとか…」誹謗中傷アカウントへの開示命令発令を報告
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ガーシー、橋本環奈と片寄涼太を暴露するも片寄の好感度が上がったワケ
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
吉田沙保里、大久保嘉人との不倫疑惑を一蹴するも冷ややかな声
猫の『ヘッドプレッシング』って何?危険な8つの兆候と対策を解説!
たぬかな、「あのチビやろ?」迷惑系黒人YouTuberへの苦言が物議
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
あなたの足の指は何型?ルーツや性格がわかっちゃうそうです
米大統領選の投票開始 激戦州・ペンシルベニア州では早朝から
時速194キロで衝突、死亡事故 「危険運転に」初公判に臨んだ遺族
生粋のホラー好き監督が女性視点で描く『オーメン:ザ・ファースト』BD特典映像 「恐怖にのまれる感覚を体験してほしい」[ホラー通信]
88歳北島三郎が1年4カ月ぶりに生歌唱「私は生かされて歌っている」豪快に4曲披露
【ACLE】川崎Fファンウェルメスケルケン際が得点後ベンチに向かった理由明かす
声優松野太紀さんを送る会に三ツ矢雄二やSnow Man佐久間ら参列 山田洋次監督から手紙も
首の手術終えたYOSHIKI「歩けるようになりました」車椅子使わずレッドカーペットに立つ
「痩せてない?」44歳遠野なぎこ「久しぶりに二の腕を披露」ワンピース姿公開も一部で心配の声
【ACLE】神戸戦で初黒星の光州が首位陥落「10回試合をしても10回負けてしまう」監督白旗