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日経平均は小幅下落、5日線接近の局面では押し目拾いのスタンス


 日経平均は小幅に下落。0.85円安の22724.11円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えた。11月30日の米国市場は、NYダウが300ドルを超す上昇となり、連日で最高値を更新。足元で大きく売られていたアップル、アマゾンなどFANG株を中心にハイテク株に買い戻しが広がったことも材料視される格好から、日経平均は22900円を回復して始まった。その後一時22994.31円まで上げ幅を広げたが23000円にあと一歩届かず。225先物は23000円にタッチしたが、その後は急速に値を消している。

 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは非鉄金属、不動産、パルプ紙、電力ガス、陸運、水産農林、情報通信が下落。鉱業、石油石炭、鉄鋼、機械、保険、化学が堅調だった。指数インパクトの大きいところでは、TDK
<6762>、京セラ<6971>、コムシスHD<1721>、アルプス<6770>が軟調。一方で、信越化<4063>、ファナック<6954>、コナミHD<9766>、ソフトバンクG<9984>がしっかり。

 225先物は23000円タッチ後に値を消す格好となった。TOPIXが下げていることもあり、後場は日銀のETF買い入れによる需給が意識されるため、再びプラス圏を回復してくることが期待される。また、日経平均は5日線を上回っての推移を続けており、売り仕掛け的な動きも出難いだろう。5日線接近の局面では押し目拾いのスタンスとなり、もち合いレンジの上限レベルでの利益確定といったところ。しばらくはハイテクの底打ち、内需系への資金シフトを見極めたいところであろう。
(村瀬智一)


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