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日経平均は続落、ハイテク株高とETF買い入れ思惑で配当落ち分吸収も


 日経平均は続落。59.22円安の20270.97円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えた。26日のNY市場はまちまちだったが、ハイテク中心に買い戻しの動きもみられており、シカゴ先物清算値の水準を上回って始まった。日経平均の配当落ち分は約130円程とみられ、前日の終値から換算すると20200円辺りが基準となるなか、60円安程度からのスタート。その後は約60円程度の狭いレンジでの推移が続いている。

 セクターでは海運、鉄鋼、その他製品、鉱業、電気機器が上昇。一方で、陸運、電力ガス、情報通信、その他金融、石油石炭、証券、銀行が下落。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。

 日経平均は底堅い値動きをみせており、配当落ちの影響があるものの、これまでのもち合いレンジであった20000-20200円処を上回って推移している。TOPIXは配当落ちの影響が12.4pt程度となるが、この影響からマイナス圏で推移している。そのため、午後は日銀のETF買い入れへの思惑も需給面での下支えとなろう。

 指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、電通<
4324>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>が堅調であり、日経平均を下支えしている。値がさハイテク株等の強い動きもあり、配当落ち分を吸収してくる展開が意識されてきそうである。
(村瀬智一)


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