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日経平均は下落、テーマ株の一角に短期筋の資金が流入


 日経平均は下落。73.78円安の19322.74円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。先物オプションSQに絡んだ売買が売り越しとなるなか、日経平均は19300円を下回って始まった。また、北朝鮮が9日の建国記念日や10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせ「大陸間弾道ミサイル(ICBM)を通常角度で発射する可能性がある」と伝えられるなか、引き続き積極的な売買は手控えられている。

 一方で、米上院で債務上限引き上げ法案が可決するなど、米政権運営に対する不透明感は和らいでいる。また、、足元の需給整理が一巡した感はあり、下を売り込む流れにはならず、SQ値概算(19278.13円)を上回って推移していることも売り込みづらくさせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が若干上回っている状況。セクターではその他製品、サービス、医薬品、陸運がしっかり。半面、食料品、鉄鋼、不動産、証券、銀行が冴えない。

 日経平均は直近ボトム水準でのこう着をみせているが、小幅ながらも陽線を形成しており、下は売り込みづらいところ。TOPIXの調整から、後場は日銀のETF買い入れが意識されやすいだろうが、リバウンドが強まる状況にはなりづらいところである。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>が重しとなっており、横目で睨みながらの展開になろう。

 その他、個人主体の資金は次世代電池や仮想通貨、放射能遮断といったテーマ株の一角に短期筋の資金が流入している。マザーズやJASDAQもプラス圏で推移しており、中小型株の一角に資金が向かう流れである。ただし、大引けにかけてはオーバーウィークを避ける流れになりやすく、中小型株はダレやすいだろう。
(村瀬智一)


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