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日経平均は続落、日銀ETF買い入れ VS 持ち高調整の売り


 日経平均は続落。31.05円安の19413.44円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えた。21日の米国市場は欧州の下落影響から反落となった流れを受けて、日経平均は19400円を下回って始まり、その後下げ幅は一時100円を超える場面もみられた。ただし、下値を売り込む流れにもならず、寄付き直後につけた19327.51円を安値に、その後は19400円を挟んでのもち合いとなった。

 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉱業、繊維、ガラス土石、水産農林、金属、石油石炭、非鉄金属が上昇。半面、海運、銀行、精密機器、保険、その他製品、電力ガス、その他金融が下落。

 日経平均は下げ幅を縮めており、日中高値で前場の取引を終えている。5日線レベルでの攻防であり、底堅さが意識される。TOPIXも寄付き近辺まで下げ渋りをみせており、午後の日銀のETF買い入れを意識した感はある。そのため、後場の寄付き直後の動向に市場の関心が集まりそうである。

 ただし、3連休を控えて持ち高調整の売りも意識されるところである。ETF期待の先回り的な買いも意識されていることもあって、戻りの鈍さが意識されてくると、反対に利益確定の流れが強まる展開には注視しておく必要がありそうだ。
(村瀬智一)


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