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マザーズ指数は大幅に3日続伸、7%近い上昇、売買代金2000億円台乗せ


 本日のマザーズ市場では、中小型グロース(成長)株に買いが広がったことから大幅高の展開となった。前日の米国市場ではウクライナ危機による世界経済の減速懸念が強まる一方、金利低下を受けてハイテク株に買いが入った。本日の東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、特にこれまできつい調整を強いられてきたマザーズ銘柄などの中小型グロース株が大きく買われた。なお、マザーズ指数は大幅に3日続伸、終値で7%近い上昇となり、2月2日以来の高値を付けた。売買代金は概算で2008.84億円と昨年12月28日以来の2000億円台乗せ。騰落数は、値上がり386銘柄、値下がり34銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、メルカリ<4385>やビジョナル<4194>といった時価総額上位銘柄が軒並み堅調で、フリー<4478>は11%超の上昇。売買代金上位でもFRONTEO<2158>、BASE<4477>、サンバイオ<4592>などが2ケタの上昇率となった。サイバー攻撃を巡る報道を受けてFFRI<3692>などのセキュリティ関連銘柄が買いを集め、サイバーセキュリ<4493>や網屋<4258>はストップ高。また、ニューラル<4056>は連日のストップ高となった。一方、先週上場したBeeX<4270>は利益確定売りに押され、前日にかけて急騰していたPXB<6190>やフルッタ<2586>は下落率上位に顔を出した。
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