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マザーズ指数は反発、売りの鈍さ拭えず、直近IPOの一角がストップ高


 本日のマザーズ市場では、朝方こそ東証1部市場と同様に反発期待の買いが先行したものの、その後伸び悩む展開となった。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感が根強いようで、主力IT株は戻り待ちの売りが出て上値を抑えた。好決算の東証1部銘柄に物色の矛先が向いた面もあるとみられる。日経平均が強含みの展開だったのに対し、マザーズ指数はマイナスに転じる場面も見られた。なお、マザーズ指数は反発、終値で0.4%の上昇にとどまった。売買代金は概算で1314.85億円。騰落数は、値上がり170銘柄、値下がり229銘柄、変わらず19銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やビジョナル<4194>が堅調で、フリー<4478>は小じっかり。売買代金上位では前日に決算発表した弁護士コム<6027>が買い優勢となったが、寄り付き直後をこの日の高値に伸び悩んだ。セブン-イレブン店舗で非接触・空中ディスプレイPOSレジの実証実験が開始されると発表したアスカネット<2438>
は急伸。また、昨年12月上場のリニューアブルJ<9522>やヒュウガプライマ<7133>はストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額上位ではSOSEI<4565>が軟調となり、売買代金上位ではFRONTEO<2158>が小幅ながら下落。また、サイジニア<
6031>などが下落率上位に顔を出した。
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