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マザーズ指数は反発、一時マイナスも、直近IPOは売買交錯


 本日のマザーズ市場では、日米株式相場の上昇を受けて投資家心理が上向き、買い優勢の展開となった。ただ、本日は12月末の権利付き最終売買日で節税目的の損出し売りも出たとみられ、マザーズ指数はマイナスに転じる場面がしばしばあった。前の週に上場したばかりの直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に売買が交錯し、やや値動きの荒さも見られた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2062.21億円。騰落数は、値上がり243銘柄、値下がり162銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のフリー<4478>やJTOWER<4485>が堅調。売買代金上位ではアスタリスク<6522>が連日の大幅高となった。直近IPO銘柄ではGEI<9212>が後場大きく買われたものの、アジアクエスト<4261>は引けにかけてやや失速。エフ・コード<9211>はストップ高を付けた。また、塩野義<4507>と不眠症治療用アプリの販売提携契約を締結したサスメド<4263>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>や売買代金トップのFRONTEO<2158>は軟調。直近IPO銘柄のJDSC<4418>やサインド<4256>は大幅続落し、リボミック<
4591>などとともに下落率上位に顔を出した。
 なお、セキュア<4264>は上場2日目の本日、公開価格の2.3倍となる初値を付けた。
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