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マザーズ指数は5日ぶりの反落、寄り付き後に下げ幅拡大、テーマ株物色などは活発


 本日のマザーズ指数は5営業日ぶりの反落となった。日経平均とは対照的に、マザーズ指数は寄り付き後、急速に下げ幅を広げる展開。市場の様子見ムードも強い中で、大引けにかけてやや弱含んだものの、朝方の売り一巡後は概ね1125pt~1130ptの狭いレンジ推移が終日継続した。なお、マザーズ指数は5営業日ぶりの反落、売買代金は概算で1635.34億円。騰落数は、値上がり120銘柄、値下がり264銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、日本電解<5759>がマザーズ売買代金トップにランクイン。日本電解の他、JTOWER<4485>やグローバルウェイ<3936>、INCLUSIVE<7078>、ENECHANGE<4169>など個人投資家に人気でこれまで強い値動きを見せていた銘柄の下落が目立った。直近IPOのPhotosynth<4379>も換金売りに押される展開。さらに、新型コロナウイルスDNAワクチンの臨床試験で、有効性について期待する効果を得られなかったアンジェス<4563>も急落。その他、メルカリ<4385>、BASE<4477>、JMDC<4483>、弁護士ドットコム<6027>などが売られた。一方、アスタリスク<6522>は、11月26日を基準日に1対4の株式分割を実施するとの発表が材料視され急伸。WDBココ<7079>は22年3月期の営業利益予想の上方修正、イルグルム<3690>は上限10万株の自社株買いに加え、好調な22年9月期予想と増配を評価した買いが集中した格好。フーバーブレイン<3927>にも短期資金の関心が向かった。また、メタリアル<6182>やエスユーエス<6554>、シャノン<3976>などメタバース関連の他、アドベンチャー<6030>やHANATOUR<6561>など旅行関連の銘柄への物色が活発だった。その他、ロボペイ<4374>、クックビズ<6558>、ドリコム<3793>
などが買われた。
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