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マザーズ指数は大幅続落、ハイテク株安響く、直近IPO銘柄の一角に買い


 本日のマザーズ市場では、国内外の株式相場の下落とともにリスク回避目的の売りが広がった。特に前日の米国市場ではハイテク株の下げが大きく、マザーズ指数も前場中ごろにかけて4%超下落する場面があった。その後日経平均とともにマザーズ指数も下げ渋ったが、結局終値でも2%を超える下落となった。積極的な買いが入ったのは直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角などに限られた。なお、マザーズ指数は大幅続落、終値としては8月24日以来の安値を付けた。売買代金は概算で1458.74億円。騰落数は、値上がり73銘柄、値下がり309銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、フリー<4478>、JMDC<4483>などが揃って軟調。売買代金上位ではPアンチエイジ<4934>やエネチェンジ<4169>、それに9月上場のセーフィー<4375>などが売りに押された。また、同じ9月上場のレナサイエンス<4889>も換金売りがかさんだとみられ、イーエムネットJ<7036>やAppier<4180>とともに下落率上位に顔を出した。一方、BASE<4477>は売りが一巡するとプラス転換。バーチャレク<6193>は業績上方修正が好感されて大きく上昇した。9月上場銘柄ではアスタリスク<6522>が急伸し、プロジェクトC<9246>はストップ高水準で取引を終えた。
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