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マザーズ指数は3日続落、売買代金1年4カ月ぶり1000億円割れ


 本日のマザーズ市場では、朝方買い優勢となる場面もあったが続かず、軟調な展開となった。マザーズ指数は5日移動平均線に沿った下落トレンドを脱せず、値動きの悪さを嫌気した個人投資家の物色の矛先は好決算の主力株や上値追いが続く海運株に向いた。東証全体としても大型株が堅調な一方、小型株が軟調な傾向が見られた。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で959.20億円。売買代金が1000億円を下回ったのはコロナショック直後の昨年4月13日以来、およそ1年4カ月ぶりとなる(終日売買停止となった昨年10月1日を除く)。騰落数は、値上がり104銘柄、値下がり256銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やウェルスナビ<7342>が軟調で、フリー<
4478>やビジョナル<4194>は小安い。売買代金上位では6月上場のEnjin<7370>やベイシス<4068>、7月上場のブレインズ<4075>が売りに押された。初値後に大きく値上がりしていたアイドマHD<7373>は25日移動平均線割れで手仕舞い売りがかさみ、下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではJMDC<4483>が堅調。決算発表のJTOWER<4485>は売買代金トップで、売りが先行しながらも終値では5%超上昇した。その他売買代金上位ではサーキュ<7379>、Pアンチエイジ<4934>、BASE<4477>が買い優勢。また、ヘッドウォーター<4011>がストップ高を付け、グローバルW<3936>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
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