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マザーズ指数は続伸、物色活発で終日堅調な値動き


 本日のマザーズ指数は続伸となった。米株高やOPECプラスが協調減産を7月末まで継続することで合意したと伝わったことなどが支援材料となり、日経平均がギャップアップで節目の23000円を回復して始まるなど、朝方は主力市場に資金が向かった。こうした流れの中、マザーズ指数は朝方にやや弱含む場面も。ただし、すぐに切り返すと結局、大引けにかけて終日堅調な値動きに。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1914.60億円。騰落数は、値上がり234銘柄、値下がり77銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、アンジェス<4563>がマザーズ売買代金トップにランクイン。前週に続きFRONTEO<2158>やPSS<7707>に物色が向かった他、塩野義との「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)IgG/IgM抗体検出キット」の販売契約締結が材料視されたMRT<6034>、21年3月期の営業利益見通しが前期比で約2倍となる3.24億円と発表したITbookホールディングス<1447>なども大幅高に。ナノキャリア<4571>は、ミセル化ナノ粒子技術を用いた新型コロナウイルスワクチン開発を巡り、短期資金が向かったもよう。その他、AIinside<4488>、TKP<3479>、弁護士ドットコム<6027>、Kudan<4425>などが買われた。一方、サイバーセキュリティクラウド<4493>、そーせい<4565>、フリー<4478>、ips<4390>、カイオム<4583>などが売られた。


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