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マザーズ指数は3日ぶり反落、本日IPOのMTGの初値は21%高


 本日のマザーズ市場は3日ぶり反落。9日の米国市場の上昇や、貿易摩擦に関して新たな悪材料が出ていないことも安心感につながり、朝方は指数インパクトの大きい銘柄中心に買いが先行した。一方で、これまでの下落を受けた戻り待ちの売りや堅調な動きをみせる東証1部銘柄へと次第に関心が移ったことなどが上値を抑える要因になった。なかでも、指数に影響のない直近IPO銘柄を物色する動きは見られたものの、時価総額上位銘柄中心に上値は重く、引けにかけて利益確定の動きからマイナスに転じる格好に。なお、売買代金は概算で1379.93億円。騰落数は、値上がり104銘柄、値下がり148銘柄、変わらず6銘柄となった。
 値下がり率上位では、和心<9271>やアクトコール<6064>、シルバーライフ<9262>などが2ケタを超える下落率となった。売買代金上位銘柄では、ロジザード<4391>や和心、アイ・ピー・エス<4390>などの直近IPO銘柄がさえないほか、ユーザベース<3966>やサンバイオ<4592>などの時価総額上位銘柄が軟調であった。一方で、メルカリ<4385>、ZUU<4387>、DDS<
3782>などは堅調。DDSは、ブロックチェーン関連の製品開発を行うカレンシーポートと生体認証とブロックチェーンを融合した新技術による製品開発・販売で協業すると発表したことが好感された。なお、本日上場したMTG<7806>の初値は公開価格を21.6%上回る7050円となった。


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