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マザーズ指数は大幅反落、リスク回避で軒並み安、IPOファイバーGは初値持ち越し


 本日のマザーズ市場では、大きく下落する銘柄が相次いだ。米中貿易摩擦への懸念などから日経平均が一時1000円を超える下落となり、マザーズ市場でもリスク回避の売りが広がった。マザーズ指数は朝方から急落したが、今月5日に付けた直近安値(1146.44pt)を前に下げ渋る動きも見られた。なお、マザーズ指数は大幅反落、売買代金は概算で947.26億円。騰落数は、値上がり16銘柄、値下がり226銘柄、変わらずなしとなった。
 個別では、直近IPO銘柄の神戸天然物化学<6568>やフェイスNW<3489>がマザーズ下落率上位に顔を出し、じげん<3679>、ジェイテックコーポレーション<3446>、ドリコム<3793>
なども下げが目立った。じげんは本則市場への市場変更申請と海外売出し実施を発表している。また、SOSEI<4565>、フィルカンパニー<3267>、UNITED<2497>、MRT<
6034>も下落し、売買代金上位は全般軟調だった。一方、前日上場のSOU<9270>が買いを集めたほか、ミクシィ<2121>、メディアS<4824>、エニグモ<3665>などもプラスを確保した。エニグモは円高メリット銘柄として物色が向かったようだ。また、合弁会社設立が材料視されたITM<2148>はストップ高水準で本日の取引を終えた。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したファイバーゲート<9450>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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