
家族4人なら同じ会社にまとめることで割引を受けられる場合がある
大手通信会社では、家族で複数の回線を利用することで、月額料金の割引を受けられる場合があります。
一般的に、対象となる料金プランを契約し、一定数以上の家族回線を利用するなどの条件を満たすことで、1回線ごとの月額料金が割り引かれる仕組みです。
そのため、現在家族4人が別々の通信会社を利用している場合、同じ会社にまとめることで、家族全体の通信費を抑えられる可能性があります。
ただし、割引額や適用条件、対象となる料金プランは通信会社によって異なります。また、家族全員が同じ会社を利用していても、契約しているプランによっては割引の対象にならないことがあります。
家族で通信会社をまとめる場合は、単純に回線数だけを見るのではなく、それぞれのプランに家族向けの割引が適用されるか確認しましょう。
データ使用量が違うなら全員を同じ会社にするのが最安とは限らない
家族割が大きくても、基本料金そのものが高ければ、家計全体では安くならない可能性があります。
たとえば、父親は仕事や動画視聴で月50GB以上、母親は月20GB、子どもは月5GB、もう1人はWi-Fi中心で月1GB程度しか使わない家庭を考えてみましょう。
この場合、4人全員が大容量プランを契約する必要はありません。50GB以上使う人だけ大容量プランにして、使用量が少ない人は小容量プランやオンライン専用プランなどを選ぶ方法があります。
特に月1~5GB程度しか使わない人の場合、家族割を受けることより、基本料金の安いプランへ変更することで支出を抑えられるケースがあります。そのため、「家族割があるから同じ会社」と考えるのではなく、割引適用後の料金まで確認することが重要です。
月2万8000円を見直すなら1人ずつ料金を計算しよう
現在の月額が2万8000円なら、まず請求明細を4人分に分けて確認しましょう。
見るべきなのは、通信プランの基本料金だけではありません。端末の分割代金、通話料、有料オプション、補償サービスなども含まれている可能性があります。
たとえば、月2万8000円のうち4000円が端末4台の分割代金なら、実際の通信・サービス料金は2万4000円です。料金プランを変更しても、端末代の分割払いが残っている場合は引き続き支払いが必要になるため、2万8000円すべてを通信費として比較すると判断を誤る可能性があります。
次に、各回線の直近3~6カ月程度のデータ使用量を確認します。毎月10GB程度の人が50GB以上のプランを契約しているなど、利用実態とプランが合っていなければ見直す余地があります。
家族それぞれに合ったプランを当てはめ、「現在の合計額」「同じ会社にまとめた場合」「別々の会社やプランを選んだ場合」の3パターン程度を比較すると判断しやすくなります。
家族割だけで判断せず4人分の合計料金を比較しよう
家族4人で同じ通信会社を利用すると、家族向けの割引を受けられる場合があります。ただし、データ使用量がそれぞれ異なる場合、全員を同じ会社にまとめることが最安とは限りません。
家族それぞれのデータ使用量や端末代、オプション料金などを確認し、家族割を利用した場合と個別にプランを選んだ場合の合計料金を比較しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
