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Microchip社、PIC64-HPSCスペースフライト コンピューティング シリーズで重要なプログラム マイルストーンを達成


2026年10月28日 - 民生、商業、科学、防衛向けの宇宙機で自律化、ソフトウェア定義化が進み、扱うデータ量が増大する中、宇宙ミッションの開発現場では、過酷な宇宙環境で求められるレジリエンス、セキュリティ、信頼性に加え、かなり高いオンボード処理能力が必要とされています。Microchip Technology(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、宇宙機、衛星、その他のミッション クリティカルな宇宙システム専用に設計された64ビットマルチコアRISC-Vコンピューティング プラットフォーム、PIC64-HPSC高性能スペースフライト コンピューティング シリーズ(https://www.microchip.com/en-us/products/microprocessors/64-bit-mpus/pic64-hpsc?utm_source=pressrelease&utm_medium=pressrelease&utm_campaign=pic64hpscmilestones&utm_bu=cbu)において、複数の重要なマイルストーンを達成した事を発表しました。

RH(耐放射線強化)版であるPIC64-HPSC1000-RHの初期の放射線特性評価では、規定の動作条件下において、200 krad (Si)までのTID(総電離線量)性能が実証された他、78.2 MeV?cm2/mgまでのSEL(シングルイベント ラッチアップ)試験もクリアしました。また、初期試験では、SEE(シングルイベント効果)特性評価中もシステム コントローラが安定して動作し、これまでに完了した試験において未訂正のエラーは発生せず、外部リセットも不要でした。これらの結果は、耐放射線要件の達成に向けて本プラットフォームが進展している事を指し示す具体的根拠を開発者に示すものであり、地球低軌道から月、火星、さらにはその先に至る将来のスペースフライト システムの実現を後押しします。

Microchip社communications business unit担当副社長のKevin Soは次のように述べています。「Microchip社がPIC64-HPSCで目指したのは、次世代の民生、商業、科学、防衛宇宙システムを実現できる、最新の高性能コンピューティング プラットフォームを開発する事でした。実シリコンでの稼働、放射線特性評価の結果、お客様による評価が揃った事は、そのビジョンに向けた着実な歩みを示すものであり、プラットフォームの成熟に向けた重要な一歩となります」

PIC64-HPSCアーリーアクセス プログラムに参加しているお客様は、シリコンと開発キットの評価を進めており、Microchip社が提供するサポート ソフトウェア、ツール、技術リソース、エンジニアによる直接の支援を活用して、アプリケーション開発にも着手しています。また、拡大を続けるボードパートナーのエコシステムでも、PIC64-HPSCを搭載したVPXおよびVNX+コンピューティング プラットフォームの開発が進んでおり、将来の宇宙システムにこのプロセッサを組み込むための選択肢がさらに広がっています。アーリーアクセス プログラムは、宇宙システムの開発においてプログラムのリスクを低減し、アプリケーション開発を推進する事に役立ちます。

シリコンの初期性能計測でもプログラムの目標通りの結果が得られており、オンボード自律化、高性能ペイロード処理、地球観測とインテリジェンス、セキュア通信、宇宙機制御、科学探査、エッジAI等、演算負荷がますます高まるワークロードを支える基盤となります。より多くのセンサデータやミッションデータをオンボードで処理する事で、将来の宇宙機は通信帯域幅への依存を減らし、意思決定のレイテンシを短縮し、刻々と変化するミッション状況により迅速に対応できるようになります。高度なオンボード処理の重要性は、NASAの2026会計年度「Civil Space Shortfall Prioritization(民生宇宙分野における技術不足領域の優先順位付け)」にも示されており、宇宙運用向けの高度なオンボード コンピューティングが、民生宇宙技術の不足領域として第3位に位置付けられています。

PIC64-HPSCは、幅広い次世代宇宙システムに対応するスケーラブルなコンピューティング基盤として設計されています。64ビットマルチコアRISC-Vアーキテクチャを採用する事で、オンボード自律化、ソフトウェア定義型宇宙機、分散処理、確定的通信、ヘテロジニアス コンピューティングに向けた、よりオープンでスケーラブルなモデルへと移行する業界のトレンドに応えます。

PIC64-HPSCは、NASAとJPL (NASAのジェット推進研究所)が将来のスペースフライト コンピューティング要件を評価し、2022年にMicrochip社がHPSC契約を締結した事から始まりました。今回発表された実シリコンの稼働、お客様による評価、初期放射線特性評価の成果は、これまでの本プログラムの順調な進展を示しています。

HPSCプログラムを通じてMicrochip社の64ビット コンピューティング ポートフォリオの礎が築かれました。それ以来、Microchip社は幅広い市場の性能要件に応えるPIC64 MPU(https://www.microchip.com/en-us/products/microprocessors/64-bit-mpus)のポートフォリオを拡大してきました。

価格と在庫/供給状況
PIC64-HPSCの評価キットおよび開発キットは現在一部のお客様向けに提供されており、シリコン、開発プラットフォーム、ソフトウェア、ツール、Microchip社のエンジニアリング サポートを利用できます。供給状況はMicrochip社正規代理店(https://www.microchipdirect.com/contact)にお問い合わせください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。掲載に許可は不要です。
● アプリケーション画像: www.flickr.com/photos/microchiptechnology/55590867877/sizes/l

Microchip Technology社について:
Microchip社は、幅広い半導体製品を提供する半導体サプライヤであり、新しい技術を市場投入する際の重要な課題を解決するトータルシステム ソリューションを通じて、革新的な設計をより簡単に実現する事に尽力しています。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、コンセプトの創出から完成までの設計プロセス全体にわたってお客様をサポートします。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で優れた技術サポートとソリューションを提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Helen Tang (Microchip社): Helen.Tang@microchip.com

【画像 https://www.dreamnews.jp/press/366778/images/bodyimage1】



配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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