
・ 電力インフラ、グリッドおよびプロセスのオートメーション、デジタル技術に関する両社の技術や知見を結集
・ 設備投資を伴う大規模産業プロジェクトの計画、建設、運用を包括的に支援
・ 鉱業・金属分野を起点に協業を開始し、他のエネルギー集約型産業への展開も検討
【画像 https://www.dreamnews.jp/press/365528/images/bodyimage1】
両社の協業により、電化、プロセスオートメーション、デジタル技術を統合し、産業分野の効率性、レジリエンス、持続可能性を向上
電力技術およびエネルギーシステム分野におけるグローバルリーダーである日立エナジーと、産業用オートメーションとデジタルトランスフォーメーションを専門とする世界最大手企業であるロックウェル・オートメーションは、産業施設に電力を供給するインフラと生産管理システムを統合するグリッド・トゥ・プロセス (grid-to-process) アーキテクチャを中核とした協業を発表しました。
産業界では、電力需要の増加や脱炭素化への対応に加え、設備投資の効率化が求められる中、電力システムと生産オペレーションを個別に計画・運用することが難しくなっています。電力インフラに関する意思決定が、操業パフォーマンスに大きな影響を及ぼすようになる一方で、生産要件も、電力システムの計画、導入、運用を左右する重要な要素となっています。
日立エナジーとロックウェル・オートメーションは、系統接続、電力品質、エネルギー管理、保護・制御、プロセスオートメーション、デジタルオペレーションに関する両社の技術や知見を結集し、電力システムと生産システムの円滑な連携を支援します。電力システムと生産システムを一体的に計画・設計することで、エンジニアリングの効率化や部門間の連携強化、鉱山操業のデジタル化を後押しするとともに、将来の事業拡大や変化する電化ニーズに対応できる、拡張性と柔軟性を備えたアプローチの実現をめざします。
本協業は、まず鉱業・金属業界を対象とします。重要鉱物の需要が高まる中、鉱業各社は、生産能力の拡大、操業の高度化、自社施設の電化を同時に進める必要があります。今後10年間で新たな生産能力を整備するための成長投資額は、1兆米ドルに達する可能性があると試算されています(*1)。特に、破砕、粉砕、搬送、処理などのエネルギー集約型工程では、電力供給の中断が設備稼働率、生産の継続性、操業コストに影響するため、信頼性が高く高品質な電力の確保がますます重要になっています。
(*1) McKinsey &Company「鉱業プロジェクトを成功に導くための設備投資の見通し(The capex crystal ball: Beating the odds in mining project delivery)」(英語、2024 年 11 月)
https://www.mckinsey.com/industries/metals-and-mining/our-insights/the-capex-crystal-ball-beating-the-odds-in-mining-project-delivery#/
日立エナジーの系統・電力品質ソリューションおよびサービス部門責任者のマルコ・ベラルディ氏は、「電化は、産業活動のあり方に大きな変化をもたらしています。エネルギーインフラに関する意思決定は、生産性、持続可能性、成長にこれまで以上に大きな影響を及ぼします。産業各社が生産能力を拡大し、操業の高度化を進めるには、施設に電力を供給するシステムと、生産を支えるプロセスとの連携をこれまで以上に強化する必要があります。日立エナジーとロックウェル・オートメーションの強みを結集することで、お客さまがこうした複雑な課題に対応し、操業パフォーマンスを向上させ、より効率的でレジリエントかつ持続可能な産業活動を実現できるよう支援します」と述べています。
ロックウェル・オートメーションのグローバル・インダストリー・グロース担当バイスプレジデントであるブライアン・ホルテは、「産業の未来は、企業がエネルギーと生産をいかに効果的に統合できるかによって決まります。日立エナジーの電化分野におけるリーダーシップと、ロックウェル・オートメーションのオートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションの知見を組み合わせることで、お客さまがより高度で、レジリエントかつ持続可能な施設を設計、建設、運用できるよう支援します。両社は、操業パフォーマンスの向上と事業成長の加速に加え、お客さまが新たな生産能力をより迅速かつ確実に、大規模に立ち上げられるよう支援するグリッド・トゥ・プロセス (grid-to-process) アプローチを実現します」と述べています。
施設の稼働開始後は、電化、オートメーション、デジタル技術を組み合わせることで、エネルギー消費、生産状況、設備の稼働状況をより的確に把握できます。また、本アプローチは、将来の生産能力拡大や電化の進展、新たなエネルギー源にも対応できる拡張性の高い基盤を提供します。
両社は、ソリューション開発やお客さまとの協業、特定の産業用途における協業の機会を模索しています。まずは、鉱業・金属業界に注力し、将来的には他のエネルギー集約型産業への幅広い展開も視野に入れています。
日立エナジーについて
日立エナジーは、現在そして今後25年間のエネルギー需要に応えるべく、電力の時代を支え、次の未来を切り拓くグローバルリーダーです。日立グループのエネルギー事業部門として、先進的かつミッションクリティカルな技術で、30億人以上の人々の生活を支えています。当社は、100年以上にわたるイノベーションを通じて、エネルギー分野の喫緊の課題に取り組んでいます。それは、現在、そして次世代のために、豊富で安全、経済的かつ持続可能な電力を確保するため、世界のエネルギーシステムの進化を推進することです。世界140カ国以上での豊富な導入実績を有し、電力、産業、データセンター、交通の各産業分野のお客さまと長期的なパートナーシップを築いています。スイスに本社を置き、60カ国で56,000人以上の従業員を擁し、約2兆4,000億円の事業規模を有しています。
日立エナジー関連リンク
https://www.hitachienergy.com/jp/ja
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https://x.com/HitachiEnergy
日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumada をコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、https://www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、2025年度末現在約26,000名の社員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細については、当社ホームページをご覧ください。 https://www.rockwellautomation.com/ja-jp
配信元企業:ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
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